店長：滝
スコッチウイスキーレーベルとしての世界シェアNo.1のジョニーウォーカー。
色とりどりのシリーズをまとめてみました。
ブレンドの核を成すのは、タリスカー、カリラ、クラガンモアなど人気のモルトウイスキー。他にも様々な種類のモルトウイスキー原酒と、キャメロンブリッジ蒸留所で造られるグレーンウイスキー原酒をブレンドして造られるジョニーウォーカーは、その構成原酒の多彩さとブレンディング技術により、色とりどりなイメージのウイスキーを世に送り出しています。

手札が多い、だから組み合わせが多い、だから多彩なリリースができる、という理屈は分かるのですが、それにしてもウイスキーとウイスキーとを混ぜ合わせることで、これほどまでに多彩な表現ができること。
しかも、「ウイスキーとしてなるべく遠い味・違う味」が並ぶのではなく、そのどれもが「ジョニーウォーカーらしい味」でありながら「色により個性的な味」を有するということ。
さらに、それを低価格で実現すること。どれもが本当に凄いことだなあと、そりゃNo.1にもなって然るところだよと思えてなりません。

さて、感じる個性を個人的な言葉で表せば
「レッドラベル」はヤング＆ライト＆スパイシー。
「ブラックラベル 12年」はスモーキー＆ビタースイート。
「ゴールドラベル リザーブ」はクリーミー＆スムース。
「18年」はオールド＆スモーキー＆フルーティ。
「ブルーラベル」はオールド＆スモーキー＆ビタースイート。
のように思います。
「グリーンラベル 15年」だけはブレンドにグレーンウイスキーを使用しない「ブレンデッドモルト」タイプのウイスキーで、他の５品とは明確に製法が異なります。シングルモルトウイスキーファンも納得の、100％モルトの濃厚な味わいを感じることができます。